20年幼稚園教諭として働いてきました。
長時間労働が当たり前で、仕事・育児に追われる毎日に違和感を感じ。
自分の人生を再出発した経験を発信しています！
幼稚園教諭を目指した理由
幼稚園の先生は、私にとって天職です！！
幼い頃からの夢であり、他の仕事に就きたいと思ったことはありませんでした。
その理由は、、
- 母が幼稚園の先生をしていた
- 子どもが好き
- 世話好き など。
いろいろありました。
幼稚園の仕事を幼いころに手伝わせてもらうことがあり、楽しかった思い出がたくさんあります。
今では、セキュリティーや個人情報の問題等で、学校には関係者以外は入ることができませんよね？
私の幼いころなので、、平成の初めころww
自由に出入りできていた時代、小学校も常に校門が開いていました。
それだけ安全だったってことですよね！💦
休日や長期休暇の時には、母の幼稚園に一緒にいくことがありました。
動物の世話をしたり、職員室で仕事をしている母の横で宿題をしていたり・・
時には、母の同僚の先生と壁面を作って飾る経験もさせてもらいました。
実際に子どもと関わることはしていませんでしたが、”先生”という仕事の裏側を知ることができたし、母の偉大さ感じたのを覚えています。
自然と私は、幼稚園の先生になるという道を選び。
幼稚園で正職として働き、毎日やりがいを感じ、私にはこの仕事しかないと思っていました。
幼稚園の先生とは。。
子どもの命を預かるという大切な仕事です。
一人一人の声に耳を傾け、又体調にも気をつけなくてはいけません。
そして、子どもだけでなく保護者の対応も必要になります。
２０年働いて思うこと
年々、子ども・保護者の対応が難しくなっているということです。
子どもは、打たれ弱くなり、することを言ってあげないと行動できない子が増えています。
全員ではありませんが、全体的に見ても、体力、理解力共に低下しているように思います。
保護者も心配性な人が増え、逐一報告が必要な親、子どもに甘すぎて手を出しすぎな親等、様変わりしてきました。
その時の状況に合わせての対応が必要となり、家庭によっても対応をかえなければなりません。
精神的につらいと感じることも沢山ありますが、
その分、、
- 理解しあえた時の喜びや。
- 子ども達が出来ることを増やせたとき。
- こども達に小さな発見があった時。
他にも、数えきれないほどたくさんの喜びがあります。
幼稚園の先生になるためには資格がいる。
幼稚園の先生になるためには、免許を取得しなければなりません。
私は、短大で幼稚園教諭の免許と保育士の資格を取得しました。
実習は大変で、たくさんの子どもを相手にし、担当教諭からは厳しく指導され、実習が終わると毎日遅くまで実習簿を書く。。という毎日でした。
私はこの実習があったからこそ、先生としての基盤ができたと思っています。
今と昔を比較するのは間違っているかもしれませんが、、
昔は、怒られるのが普通でした。泣いても怒られました。失敗すると尚更です・・
でもその経験で仕事の大変さ、重要性を知ることができました。
厳しく指導されトラウマになった経験もあります。
本当に辛く、何度も辞めようと思いました。
- なぜ私が怒られないといけないのか、
- そのくらいいいじゃないか、
そのころの私は思っていました。
けれど人を相手にする仕事だからこそ、中途半端や失敗は許されません。
昔の考え方、やり方を押し付けようとは思いません。
私も辛かったから。。
でも、、、
- 嫌なら辞める。
- できないことを無理にしなくて良い。
- 時間の範囲内で行えることだけする。
- 誰ががしてくれるから、しない。
この考えは人を相手にする仕事、まして幼稚園の先生では、やっていけません。
いつも予想しないことが起こります！その都度対応しなければなりません。
２０年やってきたからこそ言えることですが、、
人が好きで、子どもが好きで、、というだけではやっていけない職業です。
伝えたいこと
これから、幼稚園の先生になりたいと思っている人に伝えたいのは、
「自分も他者も大事にできる心を持ってほしい」ということです。
幼稚園の先生は、いつも子どもや保護者を大事にするあまり、自分のことが後回しになってしまう人が多いです。
私もその一人です。同じ境遇の仲間もたくさんいます。
仕事とプライベートをしっかり区別し、気持ちを切り換えることが大切です。
私は気持ちの切り換えができず、自分を追い込んでしまいました。
そして、うつ病になりました。
この経験は誰にもしてほしくありません。
辛い経験ばかり、書いたかもしれませんが。
幼稚園の先生は素晴らしい仕事です！これは声を大にして言えます。
だから２０年も頑張ることができました。
自分らしくいられる仕事を選び、好きなことを仕事にできるといいですね！
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